自分一人がいなくなったところで、今日も会社や社会は昨日と同じように動いているし、明日以降もそれは同じ。

だから会社を辞めることを、そんなに気にすることはない。

自分の健康の方が、ずっとずっと大事です。
 

とは言うものの、代わりの利かない存在になりたいという願望もあります。

そこには責任がついてまわりますが。
 

例えば家族。

子供にとっては、生まれた瞬間から自分は代わりの利かない親という存在です。

そして同時にその子が社会で生きていけるように育てる責任が生まれます。

 

先日、以前はよく来てくれていた患者さんが、久しぶりに来てくれました。

お話しを聞くと、引っ越しされたそうなのです。
 

以前は吉祥寺に住んでいたけれど、いまは品川だそうです。

吉祥寺と品川。同じ東京だけど結構遠いんですよね。乗り換えもあるし、40分くらいはかかります。
 

それでもウチに来てくれたのは、僕のように整体してくれるところが他になかなか見つからないからだそうです。
 

この患者さんにとって、僕は代わりの利かない存在になれていたようです。

これは嬉しかったですね。
 

このような人たちに支えられて、僕は今日も生かせてもらっています。