©スタジオジブリ/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

 

先日テレビ放送されていたスタジオジブリの映画「崖の上のポニョ」。

録画していたものを休みの日に子供と一緒に観ました。
 

この作品は映画館にいったわけでもなくDVDでみたわけでもなく、数年前に一度だけテレビでやっているのを観ただけです。

たぶん地上波初放送のときで、始まる前に映画のメイキング映像的なものがあったりして。

そのっせいか、本編はカットされていたような感じでストーリーがいまいちよくわからなかったんです。
 

ちょっと子供向けだなー、という感触からDVDを買うこともありませんでした。

そして今回久しぶりに観るということで、かなりしっかりと観ることができたんです。
 

で、改めてしっかりと観たんですが、やっぱり最後の山場的なところがいまいちよくわからないです。

なんか説明があるような場面がカットされているような感じがします。
 

ネットで調べてみたらこの作品はあえて起承転結やストーリーの作り込みをしておらず「五歳の子供にわかればいい」というスタンスで作られているとか。

宮崎駿監督のインスピレーションを基に、伏線はなくスピードと勢いで進んでいくというもの。

なるほどそれならいまいちよくわからないのも合点がいきます。
 

子供のエネルギーを海で表現している

さてここからは今回僕がこの作品を観て感じたことです。
 

それは、

成長期の子供のむちゃくちゃなエネルギーを海というもので表現しているな。

ということでした。
 

次男が小学三年生になり、幼児期のバタバタの育児には一段落が付きました。

以前に観たときはまだ幼児期の育児真っ最中だったのもあってそう感じる余裕がなかったのかもしれません。
 

ポニョが言うことを聞かずにやりたいようにやる様がまさに幼児期の子供そのもので、監督はこの作品を作ったときに育児やってたんじゃ?って思うくらい。

そんな子供のエネルギーをアニメーションで比喩的に上手く表現されているなー、と感じました。
 

自分が子育てしているときは必死で何も見えてないけど、過ぎてみてば落ち着いていろいろ見えてきますね。

「孫が可愛い」というものもそういうところからくるんでしょうね。