新型コロナの扱いがインフルエンザと同等に引き下げられました。

3年とちょっと。
僕の感覚的にはすごく長かったです。

しかしコロナウイルスが消えてなくなったわけではありません。
今後もコロナに感染する人はいるし、それが原因で亡くなる人もたくさんいるでしょう。

むしろ亡くなる人はこれからの方が増えると思っています。
 

いままで「緊急事態」をみんなで乗り切ってきました。
そのおかけで世界的に見ても日本でのコロナによる死者数は少ないです。

しかしその「緊急事態」は解除されました。
いままでは風邪をひいたら休んでいたものが「風邪ぐらいで休むな」にすぐに戻ると思います。
 

たとえばですが。

受験生がちょっと風邪ていどで塾を休むでしょうか?
みんなのために、自分だけ学力を伸ばす機会を捨てることができるでしょうか?
本人はともかく、保護者がそれを望むでしょうか?許すでしょうか?
そうして塾に来た子供を講師が帰すことができるでしょうか?
この緊急事態が解けた社会で。
 

「緊急事態」であるからこそとっていた判断や行動は、もうとられることはないでしょう。
感染者数が神経質に報じられることもなくなるし、そもそも感染しても申告しない人もいるだろうから正確な数なんてもうわかりません。

おそらくかなり大きな波が報じられることもなく、何度も何度もくると思います。
そういった意味ではこれからが本番だ、くらいに思っています。

真に「個人の判断に求められる」になりました。

感染したくなければ自分だけは感染しないように気をつける。
これしかできないし、これが自然な姿なのだと思います。