前回の記事とほぼ同じの内容なんですが、Facebookにも投稿しようと思ってちょっと文章書き直したらそれなりのものができたので、こっちにもアップします。

選挙なんかいったところで何も変わらない。

そういう考え方が投票率の低さにあらわれていると思っています。
 

政治に関心を持つことは大事です。

しかしいざ選挙となっても入れたい党(政治家)があるわけでもなく、結局、消去法で残ったところに入れる。

そんな感じの人も多いんじゃないでしょうか。
 

実際にその一票は当選には関係するので、大事なのは間違いありません。

しかしその一票で世の中が変わったとは実感できません。だから選挙にいく意義を見いだせない。よくわかります。
 

でも『政治がみている数字(データ)』は、

【誰が投票に来ているのか?】です。
 

70代男性、40代女性、20代男性などなど、どの年代が多いのか。どの性別が多いのか。

そのデータをもとに政策を打ち出す。
 

たとえば40代女性の投票数が多ければ、40代女性に向けた政策を打ち出す政党(政治家)が出てくるわけです。

選挙にいっても何も変わらないと感じてしまうのは、そのとき自分に関係があることについて変わらないからです。
 

そう考えると

『世の中(自分の都合)がよくなる選挙』というのは

「どの政党に投票するのか?」というよりも、
 

【選挙通知書を投票用紙に交換する】

というのがなによりも大事だといえると思います。
 

少子高齢化で人口構造がいびつなこの国では、若い世代はその一票がなかなか政策には反映されないかもしれません。

だからといって選挙権を放棄していまえば、それこそいつまでも何も変わりません。
 

それどころか、いまの高齢者が(亡くなったりとかで)投票にいかなくなったとき、次に優遇されるのは年功序列でそのまま下におりてくるとは限りません。

いまの20~30代の投票率が上がり、いまの40~50代の投票率が低いままだったとしたら。

いま40~50代は無視され、いまの20~30代に向けた政策がおこなわれることでしょう。
 

いまは高齢者があまりにも多すぎて、どうあがいても何も変わりそうな気はしません。

それでも選挙にいくことには大きな意味があるということです。たぶんね。

#知らんけど