詰碁(つめご)というのがあります。

詰将棋(つめしょうぎ)と同じで、部分的な問題です。
 

写真の問題は隅の白を、黒から打ってどう殺すかっていうもの。

囲碁って「死活」「生き死に」「生きる」「死んだ」「殺す」って言葉が飛び交います。もうサバイバル(笑)
 

しかもこれ、石を並べて考えてはだめなんです。

このまま頭の中だけで「黒白黒白……」と碁盤に並んだ石を映像としてイメージしていきます。
 

これがもう大変。

絵が浮かぶまでにも時間がかかるし、すぐに消える。

もうこの考えている時間が長すぎて先生があきれるくらいでした。
 

10代のころは頭の回転は速い自覚があったけど、40過ぎるともう全く回転しない。回転しないというか、もう重くて重くて。

それでも必死にくらいついていると少しは慣れてきて、ちょっと早くなってきました。

やっぱり訓練ですね。
 

4枚もらっていたプリント(問題は全部で20問くらい)の中で、最後まで解けなかったのが写真の問題です。

最後は少しヒントをもらいながら、なんとか解くことができました。