子供の話なんですけどね。
中学一年生になった長男が塾に通っているんです。
そこで統一模試的な英単語テストが行われることになりました。
128の単語の中から100単語。
何が出るかわからないというテスト。
まあ128全て覚えたらいいだけの話しです。
しかし長男、英語がむちゃくちゃ苦手。
というかアルファベットがアレルギーみたいになっている感じ。
母親も「勉強しろ」と言うと絶望的な顔をするらしく、もうそれ以上言えなくなって、そっちも絶望的な顔してました。
まだ僕が言ったほうが素直に聞くので、覚え方・勉強の仕方を教えてやって、エクセルでテスト用紙を作ってやって、といろいろやりました。
帰還は二週間。
前半一週間でおおかた覚えて、後半一週間は苦手をつぶしていくという作業を。
そして迎えたテスト当日。
帰ってきたときに「85点は確実、でも……」みたいなちょっと自身なさげ。
それから一週間。
結果が張り出されたようです。
なんと98点!
この結果に本人、かなり自信になったようです。
実のところ、親としてはこの最初のテストは賭けていました。
長男にとっての人生の山場のひとつと捉えていたからです。
ここで転けたらもう英語に対してはずっと苦手意識を持つだろうと。
ひいてはそれが「学校の勉強」全てに波及していくだろうな、と。
でもここで良い結果を出せば「コツコツがんばれば何とかなる」ということが身につき、自信がつく。
誇らしげな顔で帰ってきた長男を見てホッとしました。
しかしまあ、こういうことの連続ですね。
親も鍛えられます。