「肋骨(ろっこつ)」というと「胴体の全面、胸の下あたり」を想像する人が多いです。
確かにそこも肋骨ですが、実はもっといっぱいあります。
肋骨は肺を守るプロテクターの働きをしています。
それと同時に、膨らんだり縮んだり「アコーディオン」のような動きをして呼吸を助けます。
なので、肋骨はよく動く骨なんですね。
その肋骨が動かなくなったりすることがあります。
肋間神経(ろっかんしんけい)という肋骨に沿って神経が通っていますが、こいつに悪さをして痛みが出る場合もあります。
肋骨は背骨の横にくっついていて、その部分が動かなくなってしまうんです。
で、背中が痛いっていうとき、実はこの肋骨の付け根の部分に痛みがでていることがあります。
肋骨が動いているかどうかは触ればすぐわかります。
で、動いていない肋骨をしっかり固定し、背骨と肋骨の間の関節(肋椎関節)を動くように調整します。
うん、文字で書くとわけわからん。
でもこれがまた、身体の変化が大きくて良い感じなんです。