最近テレビで『ローマの休日』を放送するようなCMが流れてて、妻と話題になりました。
僕はオードリー・ヘップバーンが亡くなった日のことをよく覚えています。
中学3年生でした。
当時の担任のJ先生がそれはもう頭の良い先生で、英語の教科担任だったんですが五カ国語を話せる人で、さらに運動もできて高校時代はインターハイのスターだったそう。
僕がいままで出会った人で一番優秀な人間だと思っていますし、中学生でそんな人に出会えたのは自分の財産だと思っています。
で、オードリー・ヘップバーンの話しに戻るんですが、僕は別になんの思い入れがあったわけでもないんです。
大女優であること、名前を知っているていど。
亡くなったことを朝のニュースで知り、そのときJ先生は好きだったんだろうな、と思いました。
で、その日の学校でJ先生に「オードリー・ヘップバーンが亡くなったなぁ」って話しかけたんです。
そしたら、
「おお……、おれ今日学校休もうかと思ったわ……」
って言ったんですよね。
僕はなんかJ先生なら話しが通じるって感じていて、今回も絶対にJ先生なら応えてくれると思っていて。
それで強く記憶に刻まれているんですよね。
20歳で病気になって目が悪くなりだしたとき、なんかJ先生に聞いてもらいたくて連絡をとって、メルマガ書いていたのを読んでもらって。
結婚したときにはお祝いにオルゴール贈ってくれて。
それ、いまもいつも目に入るところに置いてるんですよ。
そんな感じで、僕にとってはオードリー・ヘップバーンは特別な存在でもあるわけです。
もうすぐ没後30年。
そんなに時が過ぎましたか……