僕の仕事の確定申告はすべて妻がやってくれています。#この写真は妻ではなくモデルさん
そのためのノートパソコンが1台あるのですが、こいつかちょっと危ない感じになってきたんです。
ハードディスクの回転音が大きくなってきていて、それにあわせていちいち動きが遅い。
パソコンが壊れるときって、まあだいたいハードディスクが吹っ飛ぶことが原因なわけです。
#「吹っ飛ぶ」とは比喩表現
ここ近年、ハードディスク(HDD)に代わる記憶装置が普及しだしています。
それがSSD(ソリッドステートドライブ)です。
SSDが「ソリッドステートドライブ」という意味だというのは、この記事のために調べるまで知らなかったのはここだけの秘密です。
SSDがなんなのかというと、USBメモリーのオバケみたいなものです。
HDDは中で回転する仕組みになっていて、情報を読み書きするのに回転させないといけないので時間がかかるんです。
#この回転の軸がズレてくることで異音がするようになってくるし、吹っ飛ぶ原因となる
それに対してSSDは直接読み書きができてスピードが速い。
それにHDDのように物理的な回転などがないので壊れにくいんです。
データのバックアップは取ってあるとはいえ、このノートパソコンが壊れたら困ります。
そこで壊れる前にSSD化してみました。
HDDの中身をそっくりそのままSSDにコピーして付け替えます。
これでパソコンがデータはそのままで若返る、という感じになります。
これを自分でやってみました。
ヨドバシカメラへGO!
やり方を調べてみたところ、まずHDD・SSDの規格がノートパソコンはデスクトップとは違うものでした。
ノートパソコンは2.5インチが主流とのことですが、中には1.8インチのものもあるということ。
過去にデスクトップのHDDは何回も取り替えたことはあるんです。でもノートパソコンは初めて。
実際にノートパソコンの裏フタを開けて確認したけどこれが何インチなのかわからない。
これはもう自分で調べるよりも聞いたほうが早い。
他にもいろいろ教えてもらいたいこともあるので、ノートパソコンを抱えてヨドバシカメラへGO!
おすすめ商品を購入!
ヨドバシカメラは店員さんがすごく詳しいので安心して相談できます。
まず持ち込んだパソコンを見てもらってHDDのサイズを確認してもらいました。
これはもうサクッと解決。
次に知りたかったのはコピーする方法。
OSの問題とかもあるので、そっくりそのままコピーするやり方をしようと思っていました。#それを「クローンを作る」という
クローンを作るためには、元のストレージ容量と同等かそれ以上でなければいけないとのこと。
今回の僕のケースでは、HDDが1TだったのでSSDも1T以上のものが必要になります。
そしてクローンを作るためのツールも必要になってきます。
それを踏まえておすすめされたのが以下のもの。
>
|
|
まずはバックアップ
こういうものを買ってきたら、いきなり買ってきたものに手をつけてしまいがちですが焦ってはいけません。
もし失敗したら大事なデータが吹っ飛んでしまいます。#吹っ飛ぶは比喩
OSであるWindowsのリカバリーディスクの作成。
大事なデータを外付けHDDへバックアップ。
この作業を終え、いよいよHDD→SSDへのクローン作成に入ります。
「HDDクローン/Owltech オウルテック」を使用してクローン作成
このツールはHDDとSSDを直接つなくことでデータのコピーができます。
しかしこれほどシンプルなものがあるでしょうか?
アナログな人でもコピーしているのが超わかりやすい!
使い方は、まず矢印の方向をしっかりと確認して元HDDと移行先SSDを接続します。
次に中央下にある電源ボタンを長押しして、右側にある「POWER」が点灯。
「HDD1」と「HDD2」も点灯すれば準備完了。#ここは挿しているのがSSDでもHDDで良い
僕は1回目に電源をいれたときにはこの「HDD1・HDD2」が点灯しませんでした。
いったん電源を切り、再度電源をいれたところ無事点灯。
右側のLEDがすべて点灯したら中央上の「クローン」ボタンを3秒間長押し。
クローン進行インジケーター100%が点灯している間に、もう一度「クローン」ボタンを押すとクローンが始まります。
1Tのクローンにかかった時間は3時間
まず25%のインジケーターが点滅して、それが常時点灯にかわったら次に50%が点滅します。
こうして100%のインジケーターが常時点灯すればクローン完了。
これが思ったより時間がかかりまして。
17:30くらいからクローン開始して、順調に進んでいってはいるものの、20:00の営業終了のときに100%が点滅している状態。
あと30分くらいしたら終わりそうなんだけど、待ってるのもなぁ……と思い、そのまま放置して帰宅。
翌朝、出勤してみると終わっていました。
電源ボタンを長押しして電源オフ。
これでクローン完了です。
こんな感じですので、はっきりした時間はわからないのですが、1Tのクローンに要した時間は3時間くらいでした。
いよいよSSDに換装
SSDをマウンタに装着。
PCに差し込んで、ビスで固定。
ドキドキしながらPC電源オン。
まずはBIOSの画面が表示されるもすぐに消えて再起動。
そして何ごともなかったかのようにWindowsが起動!
SSD化、成功です!
うおお……
めっちゃ速い。安定してる。
ずっとやりたいと思っていたことがついにできました。
これでもう思い残すことはありません。