阪神淡路大震災から25年が過ぎました。
この災害を風化させてはいけない。
災害の悲惨さ、得た教訓を伝え続けていかなければいけない。
こういう節目にそのような議論がなされます。
これはその通りだと思います。
でも実際に被災した人がいる限りは心配ないとも思っています。
問題は、実際に被災した人がこの世から誰1人いなくなったとき。
時代は70年周期で変わる
時代は70年周期で変わっていくという話しを聞いたことはあるでしょうか?
太平洋戦争が終わったのが1945年。
それから70年後が2015年。
このころに時代の70年周期説のことをよく目にしました。
で、この「70年」という数字なのですが、僕は人間の寿命とリンクしてると思ってます。
戦争を実際に体験した人はその悲惨さを身をもって体験しています。
また、その人たちに育てられた人(団塊の世代)も、幼少期から戦争の悲惨さを身近に成長してきたと思います。
こういった人たちが世の中から誰1人としていなくなったとき、時代が変わるんじゃないかと思っています。
現代では医療の進歩のおかげで寿命が延びています。
人生100年時代ともいわれているので、時代の変化70年周期説は、100年周期となるんじゃないかなと。
でも激動の時代になると100年も生きれなくなりそうですけどね。
そうなるとやっぱりまた70年周期になるのか……
まあどちらにせよ、時代はその時代に生きている人間が作っているのは間違いありません。
災害や戦争を風化させないためには「長生きする」ということに大きな意味がありそうです。