世の中には一つの物事にも、いろいろな見方があります。
 

お互い同じ現象をみていても、ある人にとってそれは正義であり、ある人にとってそれは悪であったりします。
 

「1+1=」の答えは?

と聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか。

 

「1+1=」の答えはいっぱいある

素直に算数で考えると答えは「2」です。

なぞなぞ的に考えると「田んぼの田」だったりします。

算数か なぞなぞ か。

前提、ルールが違うだけで、どちらも正解です。
 

他にも、
 

2進数なら答えは「10」

デジタルのアンド・オア回路なら答えは「1」
 

パッと思いつくだけでも「1+1=」にはこれだけの答えがあります。

僕はこれくらいしかわかりませんが、もっとあると思います。

 

体の症状だって同じ

何でこんな話しをしたかというと、体の症状も同じだからです。
 

医者は医者の前提において診断を下します。

ただ医者にとっては正しいことでも、世の中にとって唯一無二の絶対解ではないということです。
 

医者が治らないと言った症状が治ることはあります。

それはまだ医学では解明されていないだけで、治らない症状ではなかったということです。

 

誤解してほしくないのは、僕は医者や現代医学を否定しているわけではありません。

めちゃくちゃ頭の良い人が研究して辿り着いた治療法は効果のあるものです。

それで治るものがいっぱいあります。
 

ただ医者が「治らない」と言った症状が絶対に治らないと証明されたわけではないということです。

まだ治す方法が見つかっていないだけ。
 

治す方法があれば医者に頼るべきだし、治らないと言われたからと言って絶望する必要はないということです。
 

「1+1=」がそうであったように、その現象の答えは一つだけではないから。

絶望したら、治るものも治らなくなってしまうのが人間なんですよ。