映画『鬼滅の刃』が大ヒット中です。
それを受けて、もともと売れてたコミックスもまたさらにバカ売れしているそうです。
うちの子も、友だちの影響を受けてずっと好きでした。
コミックスも全館揃っていますし、僕も読みました。
ここまでヒットするには理由があって、その理由をいろんな人が思い思いに語っています。
僕の感想としては、
確かに面白い作品ではあるけど、ここまでのヒットになるようなものではない
というものです。
けっして作品を悪くいっているのではありません。
作品の善し悪しよりも、このヒットは「現象」であると思っているんです。
この映画はコロナで公開が延期されました。
もともとコロナ前から話題で、それなりにヒットすることは間違いなかった作品だったのです。
それがコロナで映画業界は大打撃。
その起死回生に鬼滅が選ばれた。
記録的な興行収益をたたきだしている。となると世間の気をひきさらに客を呼ぶ。
映画業界を作り出した「ヒットの空気」、現象。
コロナのせいで、本来の大きさよりもはるかに大きな存在になっていると感じています。
いや、本当に作品としてはいいものなんですよ。僕も大好きなので。
大衆心理、現象。
コロナ以降、これらがどれほど世の中に影響を与えるのかを痛感しています。
で、僕の『鬼滅の刃』で熱くなるところは、
主人公たちが窮地に陥っているときに、柱(はしら)と呼ばれる強い先輩が助けに来てくれたとき。
なかでも一番、血湧き肉躍ったところは、吉原遊郭編での『音柱の宇髄』の登場シーン。
キャアーーーーッ!
せんぱあーーーーーいっ!!!!
ってなりました(笑)。