夏の甲子園やってますねー。

高校野球が年々人気が上がっているらしく、いまは入るのも大変らしいですね。
 

未来のスターの高校時代を見ておきたい。

とか、青田買い的な思惑があると踏んでいます。
 

確かに大谷翔平選手の高校時代の試合を生で観てたら自慢できますもんね。
 

そういう盛り上がりに伴って、また別の問題とかが出てきてますよね。

先日も160キロを投げる怪物級の球児が、決勝戦で投げなかったことでクレーム言う人がいたらしいです。

テレビで有名な解説者(?)も投げるべきだったとか言って、ネットではいろいろ騒がれておりました。
 

確かにわかる。

高校球児が頑張っている姿には感動する。
 

でも彼らはただの高校生で、高校野球は教育の一環。

高校野球は興業ではないんですよね。
 

日頃頑張って練習して、強いチームになって。

そして全国のそういうチームと力比べをする。

素晴らしい。
 

この「本質」だけをきっちりやればいいんじゃないかと思っています。
 

トーナメント制だと強いチームほど後になるほど連戦になる。

そして試合間隔も短くなる(=休めない)。
 

なので地区大会は一年掛けてリーグ戦にする。

で、全国大会の甲子園はとりあえず冷房の効くドーム球場に変更する。(ここ重要!)

で、「日本一」とか決めない。全チーム三試合くらいする。組み合わせは上手くやってください。
 

トーナメント制ではないので負けたら終わり、ってことではないので無理して出場する必要がなくなる。

球児は十分に能力を発揮できるし、プロスカウトの目にとまりさえすればその先のプロへの道も開ける。
 

トーナメント制。

負けたら終わりの一発勝負で全力でぶつかり合い、負けた高校球児の涙に涙する。

みたいな感動はなくなりますけど。まあ、観てる人のための高校野球じゃないですらね、「本質」は。
 

かつてのイチローや現在の大谷選手の活躍にどれほど胸躍るか。

そんな感動をくれる選手が高校野球で潰れてほしくない。

僕はそう思います。
 

でも高校野球が一番感動する人にとってはこの意見は「アホか?」って思うのもわかってます。